紅の豚の楽しみ方
さて皆さん。
自分はとっても映画が好きな人間です。
特に好きなのはホラー映画で休日の前日は、好きな飲み物と体に悪い食べ物を買い込んで朝まで見続けるような日々を送っているのだ。
でも今回は紅の豚について書いていくよ。
そもそもどんな映画なのというと1929年ころのイタリアが舞台で、ポルコロッソという豚が主人公の映画。
真っ赤な飛行艇に乗って空賊退治による賞金稼ぎとして日々を過ごしている中で、空賊の用心棒として雇われたアメリカ人の飛行艇乗りのドナルドカーチスという男とライバル関係になり…という感じ。
内容は今回は話さない。
だってほんとーに見てほしいもの。
というわけで題名にもある通り、ですめたの紅の豚の楽しみ方ポイントを何点かみんなに知ってもらおうかな。
という企画なのだ。
最初は音楽。
結構劇中は簡単に人が死ぬ状況が多々あって、実際はただ事じゃなく大変な感じなんだけど、BGMはほんとに平和そのもののような活気あるような曲が多い。
そのせいか全く緊張感はないのが不思議だけどその事実に気づかないくらい心地よい。
ちゃんと意識しないとわからないポイントだと思うけど気づくと、あぁ面白いなぁと感じる。
シリアスな曲調の場面の大切さとその場面の少なさ。
重要な場面の無音。
完全に引き算でできている雰囲気づくりは日本らしいというか宮崎駿監督らしいのかもって思う。
というわけで第一のテーマは音楽。
その次はポルコロッソの生き方とロマン。
観ていてとっても大切にしてほしいのはポルコのセリフの男らしさ。
いや、漢らしさ。
こんなこと恥ずかしくて言えないよーというセリフをサラッとおしゃれに言っちゃう
このイタリア男のかっこよさ。
でも意外と女の子には弱くてシャイな一面。
セリフの一つ一つがほんとにそれ以外じゃダメ。
的確にかっこよくて、実際男のほうにモテそうな感じ。
というわけで第二のテーマはポルコらしさ。
そして最後は誰もが悪い人ではなくてみんながいい人。
実はジブリ作品ではこういう主人公の戦闘シーンのある作品の中では異例なんじゃないかな。
もうバッチバチの戦闘シーンがあるのに誰も悪い人じゃなくて、気持ちのいい人しかいない。
実は紅の豚だけなんじゃないかなって。
その時代の政治的な背景とか沢山入れ込まれているとっても心温まる映画で、なによりこの世の男性が見た目じゃなくて生き方や考え方とかを「かっこいい」って心から思える映画なのだ。
紅の豚ってあんまりおもしろくなかったよね…
って印象のそこのあなた!
大人になった今、ぜひ見てほしい一本。
好きすぎてあんまりうまく伝えられなかったけど、これでいいんだって思う。
宮崎駿監督も最後はどうなったかってことは完全に見た人の自由だって言ってたし。
個人的にジブリ作品の中でナンバーワンの作品だから観てみてね!
そして観たことのある人は今回のポイントを頭い入れて観てみてほしいな。
「映画楽しいー」よりも「うーむ、なるほど。面白い」ってなるはず!
ではまた次回!